プロテイン=たんぱく質を利用

必須アミノ酸

タンパク質はカラダの約18% を構成しています。筋肉はもちろん、骨、血液、内臓、皮膚などの体組織をつくり、酵素やホルモンの材料となって生体の機能を調節、さらに抗体をつくって免疫系も支配するという、まさに生命活動の根源的役割を果たしています。

それもそのはず、プロテインとは、タンパク質を英語で表現したもので、その語源の「もっとも重要なもの」という意味のギリシャ語「PROTEIOS」からきています

毎日の食事からさまざまなタンパク質を摂取しています。これが体内で胃酸や酵素により、アミノ酸、あるいはアミノ酸2・3 分子が結びついたペプチドの形まで、分解(消化)され、腸から吸収されていきます。そしてその後、体内で人間の遺伝子(DN A)の働きにより、(体タンパク質)へともうー度合成されます。合成と言いますが、カラダのタンパク質は約20種類のアミノ酸からつくられています。そして、そのうち9 種頬(バリン、スレオチン、トリプトファン、フェニルアラニン、リジン、イソロイシン、ロイシン、メチオニン、ヒスチジン)は、体内で合成できません。そのため、食事から直接摂取するしかなく、「必須アミノ酸」と呼ばれています。

賢いダイエットに必要な食前のタンパク質

ダイエットにおけるタンパク質摂取の重要性は、次の2つの理由によるものです。
  • 基礎代謝を高める筋肉の材料となる。
  • 減量時の食事制限等によって生じる栄養不足を補うためにとる。

日常生活においてカラダをできるだけ動かし、できれば少しずつでも毎日エクササイズを行ない、カラダの筋肉量を増やして、基礎代謝量を上げていく。

この手助けとして、筋肉の乾燥重量の80%を占めるタンパク質を摂取することを心がけていくということが、ダイエットに役立つわけです。

一般的に、タンパク質の1日の栄養所要量は体重1kgにつき1gとされますので、体重60kgの人であれば1 日60 gということになります。しかし、エクササイズを行なう場合はこれより増やしていきます。ちなみに運動選手のタンパク質必要量は、一般人の約2倍、体重1kgにつき2g以上とされます。

ただし、タンパク質は一度にたくさんとっても吸収しきれません。さらにタンパク質が余った場合は、体内で体脂肪へと変わってしまいますから、エクササイズをしない日などはとり過ぎには気をつけたいものです。

吸収できないタンパク質は、一部は排泄されますが、体脂肪として皮下脂肪に蓄えられてしまうのです。一般に、1回の食事で吸収できるタンパク質の量は40~50gとされていることも覚えておきましょう。

また、普通の食事で今述べたような必要量のタンパク質をとろうとすると、どうしても脂質をとり過ぎてしまい、摂取エネルギーがオーバー気味になりやすいものです。それを防ぐために、無理におかずだけに頼らず、サプリメントも活用すれば、ダイエットに有効です。

タンパク質のサプリメント(プロテイン)を、食事の30分くらい前にとれば、食事の際に満腹感を得やすく、食べ過ぎを防いでくれる効果も期待できます。実際、スポーツ選手の減量時における食事指導では、この方法で食事全体の摂取カロリーを減らすことに成功しています。減量中には「食事の前にプロテイン」。これをぜひ試してほしいものです。

さらに、筋力トレーニングの直後にもプロテインをとることで、トレーニング後から分泌される成長ホルモンの働きにより、プロテインがカラダをつくる材料として使われる効果も期待できます。
ダイエット中は、タンパク質をとる際に脂質を一緒に取り過ぎないように気をつけなければなりません。食事を「高タンパク低脂肪」にするのが原則です。その達成のため、プロテインのサプリメントを上手に利用します。

動物性と植物性のプロテイン

ダイエットに欠かせないプロテイン。ところがプロテインといっても、ショップに行くと多くの種類の製品が並んでいると思います。選択するのも意外にたいへんです。市販されているプロテインを原料別に簡単に分けると、牛乳系と大豆系になります。

また、原料の牛乳、大豆などをそれぞれ脱脂、精製する過程によって、含有率の遣いや分子量の遣いが生じ、さらにパウダータイプ、タブレットタイプ、ゼリータイプ、バータイブなどがつくられているので、好みや持ち運びなど用途に応じて選択すると良いでしょう。

もちろん、品質表示の部分をよく読み、素材が何かを確認するのは当然です。大豆タンパクは、植物性タンパク質の代表格で、血清コレステロール値を低下させる働きや抗酸化作用を持つ「イソフラボン」を含むため、カラダに有害な活性酸素を除去する作用がある上に、さまぎまな体調維持に役に立ちながら減量に貢献するでしょう。

一方、牛乳に含まれるタンパクには、カゼインタンパクとホエイタンパクがあります。牛乳タンパクのプロテイン製品は、一般に風味が良いので人気がありますが、最近では、( ホ工イタンパク)に人気が集まっています。ホ工イタンパクは、体内窒素保持率(生物価)の高さや、免疫作用を賦活する効果が期待されており、米国でブームが起こり、日本でも数年前からボディビルダーを中心に人気が高まりました。筋肉を大きくしたい(ホエイタンパク)、あまり筋肉は大きくせずボディシェイプしたい(大豆タンパク)、どうせ飲むなら美味しい方がいい(牛乳系のタンパク)、多少高価でも運動で疲れたカラダにも速く吸収されるものがいい(ホ工イペプチドや大豆ペプチド)など、ダイエットに対する考え方を決めた上で、店頭に行くとあまり迷わずに済むはずです。
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by supplementguide | 2014-05-27 09:09 | サプリメント